
1998年、まんがの影響でバイクに興味をもったシープは、自動二輪免許の取得を試みる。そのとき秋だったため、来年の夏にバイク免許取得の照準を定める。
当時の葛藤
移動手段がない
今から数十年前、高校を卒業後、地元の友人たちは、社会人になってからは、クルマを所有している。クルマを所有することで、行動範囲が無限に広がったことと、知見が広がるところが、とてもうらやましかった。地元の友達と気持ちを境遇したかった。
そのため、何をしたらいいかわからない。自転車だと限られるし、近場が限界だ。すっきりさせられない気持ちでもんもんとした生活を送る。
この不便さが、後のバイク取得につながったきっかけでもあったんかなと思います。
社会人の仲間入りしたかった
学生をしている傍ら、生活費の面目で、バイトのシフトをたくさん入れしまっていた。その結果、学業に支障を支障をきたしていた。
本末転倒な行動をしていた。わかっていた。同じ社会人としての空気を味わいたかった自分がいたんだなと、過去を振り返る。それは口実で、実際の大半の理由は、勉強についていけないだけでした。その言い訳が欲しかったんです。
当時の1、2年はとても大きな1,2年だと。過去であればあるほど、それが大きい。逆に、大人になればなるほど、それが薄まる。
バイクに乗ろうとしたきっかけ・・・・・・
ふと自分を客観的にみて、個性がなさ過ぎることに気が付きました。
当時、友達になろうとしてる人に対してや、就職活動の際にも、趣味は?と聞かれた場合、理由は不明ですが、インパクトのある趣味を答えたいなと、思ってました。いろいろとあり、いろいろと考え、いろいろと相談し、アタマの中を要約しました。
- 旅がしたい
- ロマンを感じたい←ちょっとはずかしい。。。(ノ∀`)アチャー
- 普通の人と違う個性を出したい

そんな気持ちから、あるまんがの影響によりバイクに興味を持ちました。バイクにのって、遠くへ行きたい。旅したい。という気持ちが、自分のなかですごく大きくなってました。
そして1999年の夏、自動車教習所で苦労した末に、普通自動二輪免許を取得しました。友人に付き添いを頼み、バイクショップにて、バイクを購入しました。VRX400。

教習所でのつらい思い出
とにかくさんざんでした。要約します。バイクの難しいところは、とにかくバランスを保つことと、一定の腕力。
1段階目の見極めは、ほぼ不合格
バイクでのバランスが難しい、ニーグリップが不安定、などなど、さい先の悪いスタートです。1段階目の見極めは、ミス連発で、ほぼ不合格でしたが、教官の情けで、後続のスケジュール調整のため、パスさせていただきました(ハンコもらえました)。間接的に2段階目の見極めのときまでに、バイク運転の技術面を克服する猶予をもらえたものでした。
2段階目の見極めは、不合格
克服できません。へたくそなんです。案の定、2段階目の見極めは、不合格でした。その後、補修を受講し、再度2段階目の見極めをなんとかパスできました。
卒業試験、不合格
やっとこさで迎えた、卒業試験。スラロームの個所で、後輪がバイロンにあたり、試験中止※。卒業試験再チャレンジで、なんとか無事に卒業試験を終えることができました
その他。再試験の費用
不合格の場合、再試験。💸 補修費用や再試験代がかかります。※卒業試験の再試験は、1時間以上の補修が必須で4400円。卒業試験の再試験代は7100円でした。高い・・・(´;ω;`)
総括
講習開始から免許証交付まで 計3週間かかりました。時間とお金とかけて、やっとの思いで「普通自動二輪」免許を取得することができました。そのときの感動は忘れられません。
そして将来、バイクの選択の可能性を広げるために、バイク取得後の1年後、大型自動二輪免許の取得をめざしました。結果、こちらは一発で卒業試験をパスすることができました。ある程度、普通二輪車で乗り回していたので、運転の勘がよかったからだと振り返ります。
バイクの魅力(強み、すばらしさ)
魅力をいくつか挙げます。
クルマに比べて渋滞に強い。
間をすり抜けて、信号待ちの先頭まで行ける
クルマに比べて燃費がよい。
ガソリン代が安くつきます。なので、ほかのことに予算を割けます。
道の駅でアイスを食べたり(笑)
クルマに比べて走行可能な箇所が多い。
クルマでは、走行できないところを走行することができます。せまい山道など、、
道を間違えたときなど、あとターンがしやすいかな。
風を切って走ることができる。
バイクと一体感になれる感じが最高なんです。
気温を肌で感じることができる
暑いときや寒いときは、良くも悪くも、気温をダイレクトに感じることになり、大変であるが、これがまたいい。
自然のにおいをかぐことができる。
とくに山道や峠、海の近くとか通ると、そばにいる感じがします。クルマでも味わえるかもしれませんが、バイクの場合、もっと味わえます。
バイクの経験を語ることができる。
そのとき、自分の中で「バイク最高!」のスイッチが入りました。友達と走ったり(このとき友達はクルマ。)しました。バイクにまったく興味がない方でも、ちょっとでもバイクというものに興味を持ってもらえることがあります。そうすると楽しくなるし、この先の人生の幅も広がって、心豊かになれます。
社会人になって、バイクに乗りたいと言われる方は多いようです。免許がないと、取得までに時間等の調整が大変ではありますが、価値は充分ありだと思います。「バイク」という趣味を持つと、ホント自分の視野が広がります。人生が楽しくなると思います。
同じことの繰り返し個所がいくつかあり、読みづらい文章となりましたが、自分の気持ちを書かせていただきました。最後まで読んでくれた方は、さぞ疲れたことでしょう。そしてありがとうございました。
