北海道ツーリングに挑戦してみる
バイクの運転に慣れてきたころ、バイクの楽しみをおぼえた。地元から、名古屋まで上京ツーリングを決行できたときは、かなり感動した。そして、疲れた。もっと遠くまでいけるんじゃないか、そう思ったときだった。
というわけで、北海道一周旅行の経験のある、人一倍旅好きの兄の影響も少なからずあったせいか、2000年8月、20世紀最後という節目もあり、北海道ツーリングに憧れ、決行することにした。
兄の北海道一周旅行は、友人3人とクルマでの旅で、海岸を右手に、左周りでの北海道の旅だったらしい。自分はどうだろう。何せ20年以上前の話なので、いろんな記憶が混ざって表現して可能性があるが、わかるところだけでも文章に残しておきたい。
北海道ツーリングの準備
フェリーの予約
北海道ツーリングの際、最初に必要なことは、北海道上陸を何でするかだ。自走(青森までバイクで移動)は頭になかったため、フェリーを使用し、バイクを載せて、北海道に上陸する。
まずはフェリーの予約だ。かつ、バイクも載せられる日にちの予定が必要だ。フェリーの予約は、人間の予約が空いているが、バイクは、その日はNGという日が多いのだ。予約時は、人間の定員より、バイク乗船分の台数のほうが少ないのだ。
予約開始は、出発日60日前から可能で、朝9時から受付可能だった(今はわからないが)。朝9時ジャストに予約TELするが、つながらない。全くつながらない。切った後、再度TELし、つながらない。やっぱり、お盆の時期はバイクじゃなくても、帰省時期なので、混むのだ。根気よくTELをくり返し、つながる!そして、フェリーの予約を取ることができた。※誤って予約中、TELが切れてしまわないか、びくびくしていた。
- 行き:8/7(月)23:30、敦賀港→小樽港着 8/8(火)21:00
- 帰り:8/11(土)10:00、小樽港→新潟港 8/12(日)5:00
行きと帰りが同じところではないのは、夏の時期のフェリーの空きがほとんどなかったのだ。それ以外の日にちは、確か2週間ほど、後のほうだったような気がして、あまりにも長すぎたため、敦賀港近くの空いていたフェリーでの予約とした。近いといっても、敦賀と新潟の距離なので、かなり遠いです。とはいえ、北海道上陸と帰路の足を確保できて、足(フェリー)の確保という、最初の関門を突破。
ぎりぎりで大型自動二輪免許取得
1999年に普通自動二輪免許を取得しており、将来の可能性を考え、大型二輪の免許取得に挑戦し、取得できた。取得日は、2000年8月4日。北海道へ向かうための予約したフェリーが出る日は、2000年8月7日。実はこれがぎりぎりはスケジュールで、合格しなかったら、えらいことでした。実際のところ、大型自動二輪免許を取得しなくても、北海道ツーリングを決行しようとしても可能ではあったが、気持ち的にはモヤモヤしたことだろうと思います。無事取得して、すっきりした気持ちで北海道上陸が理想です!
長くなりましたが、序章といたします。