2000.8.11(金)★1日400km超えのRUN!

北海道ツーリング2000
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起床

起床する。時刻は2:30。

昨日の夜は、23:30ごろに就寝したため、3時間ちょっと。二度寝する

起床する。時刻は3:00。二度寝する。起床する。時刻は4:00。

外はもう明るいです。しかし、天候は曇り⛅で、雨が降りそうな空模様です。空全体が白とグレイ色のあんな感じです。

シープ
シープ

うぅ~朝か、、眠い、、さぶい。。。

今日は、疲れが取れない。完全に疲れを引きずってます。そう、起きたのは寒かったからです。起きたとき、体が冷たかったです。もう少しで風邪をひいてえらいことでした。次の日の朝、小樽のフェリーに乗って帰らないといけないので、今日1日で、札幌付近まで戻る必要があります。次の日の朝10時フェリー発なので。船に乗るまで、手続き等があるため、それを含めて、なるべく時間に余裕が欲しいからね。

この日は、本当に迷走してました。目的もなく、ただ、せっかく北海道きたので、どこかに寄ってみたい。だけど、タイムリミット1日。何ができるか。と。

北見駅

コンビニ横の公園から出発します。北見駅があったため、photo

2000.8.11(金) 5:56。北見駅の電光掲示板が、時刻を教えてくれている。

バイクを走らせ、コンビニ休憩。そして雨が降ってきます☔。ハァ。休憩してたところをphotoしてもらいました。雨ガッパ準備無し、シュラフ無しでの旅です。相変わらず無計画で自分でも呆れます。そりゃあ風邪ひくわ。

2000.8.11(金) 雨☔に濡れないようにバイクを入れます。雨がっぱ無しです。
2000.8.11(金) 記念撮影いただきました。一期一会の旅なかま。

昨日の夜、能取岬に寄ったため、明るい時間帯に、能取岬に行ってみようと思いました。

能取岬

2000.8.11(金) 能取岬にて、馬とツーショット。

そして、これから札幌方面に向かいます。地図で見るとかなり遠いです。気合を入れて走ります。

西を目指し・・・

たしか、バイク人生を振り返っても、このときが一番過酷なツーリングだった気がしました。

まず、なにより、山間部を走り、峠を越えます。札幌方面へ向かう道は、この道しかありません。

2000.8.11(金) 帰りの峠のとある道中。国道(酷道)39号線だったかな。

前が見えません。霧でもやがかかっていて、寒い。数メートル先が見えません。しかも、下り坂で怖いし、スピードも出せない。時速20kmくらいでしばらく走ってました。後ろからのクルマは、横をすり抜けていきます。怖い怖い。

シープ
シープ

うぅ~死にたくな~い。。。

なんでこんな運転できるんだろう。地元の人だから、霧の中の運転が慣れているのか、道を知ってるから、霧が出ていても、予測が立てられるのだろうと思いました。それはさておき、人は人なので、自分は道知らないので、教科書通りに、安全運転で、「いのちだいじに」を選択しました。途中の休憩もままならないです。

無心で、事故らず帰りたいとの一心で、ずーっと走り続けてました。

道の駅にて休憩

時刻にして、11:30すぎに、道の駅に寄りました。体力の限界でした。何より、1番にやられたのは寒さでした。標高も高いところです。

そこの道の駅には、バイクが多く停車してました。みんな名所で休憩し、アイスクリームや地域ならではの食を楽しんでました。自分は、HPがゼロに近かったため、体力回復することを一番に考えてました。ちょっと風邪をひきかけていたのかもしれません。

ぼーっとして、かなりしんどかった記憶があります。道の駅の中の奥の方で、室内で休憩するベンチで座ってたら、様子を見ていた店内のおばちゃんが声をかけてくれました。バイクで旅してる話などしてました。疲れていた旨を話すと、横になっててもよいと言ってくれてて助かりました。

シープ
シープ

ふぅ~( ´Д`)=3 フゥ、生き返りました。。。

大ピンチから中ピンチくらいになったかな。

8月なのですが、普通にストーブが炊いてあり、ストーブの暖かさが、冷えて死にそうな体を復活させてくれました。

3時間くらい横になってました。場所を確認したところ、札幌までまだ距離があったため、焦りがあったかもしれません。ここで3時間ほど休ませてもらったおかげで、なんとか体力が戻りました。疲れもあって、少し寝てました。

そのおばちゃんからお守り?をもらいました。宗教染みたやつです(笑)偶然かどうかしらないけど、自分の息子がバイク事故にあったけど、このチラシを折りたたんで、お守りを身に着けておいたから、死なずに済んだと。お経っぽいやつをもらいました。

宗教を広める啓発活動っぽくも見えましたが、それはそれでありです。助けてもらって感謝です。時間が押してきたので、出発する際、暖の知恵をいただきました。

寒さを防ぐために、シャツの下に体中に、新聞紙をまくのです。体力を維持するために、期日までに戻るために、体中に新聞紙をまいて、その上に服をきました。本当に心から感謝です。ここは標高が高いところで、外もとても寒い状態でしたが、新聞紙スーツをまとったら、当初より、寒さを防げた状態でした。体の熱が逃げにくいので、本当にたすかりました。感謝に気持ちを伝え、今日のこの日のことを心にとどめて、札幌ヘ向かいました。

シープ
シープ

おばちゃん、ありがとうございました!

おまもり大切に持ってます!

※あとから振り返ると、ネットでも公開されてました。読んだら「なるほど」って感じです。

→三井住友海上 より引用

新聞紙を活用して、暖を取ろう。 | 三井住友海上
地震や大雨洪水等の災害によって避難するときは、できる限りの防寒対策を取りましょう。もし上着が足りなかったり、着替えを十分に準備できなかったりした場合は、新聞紙を使って体を温める方法があります。

いけるところまで行きました。夕方になってもまだまだ札幌まで遠いです。夕方の渋滞にはまりました。だけど、バイクならではの「すり抜けの術」を使用し、無理のない範囲で追い越しを繰り返して、距離と時間を稼ぎました。

夜に無事に札幌に到着し、宿泊し、その日を終えました。事故してない。よかった!生きてる!


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