まちにまった北海道ツーリング決行日
この日の就業は、上司に16:00までと許可をいただきました。ホント感謝しております。二度目の北海道ツーリングということで、その日の朝から気持ちは高鳴ってました。はっきりいって、仕事中もツーリングのことで頭がいっぱいでした。
職場を出て家に帰る
16:00に職場をでて、アパートに向かいます。
家を出てフェリー場へ向かう
敦賀港:フェリーに向かいました。フェリー受付開始まで、4時間ほどあるので、移動時間含めてちょうどいい時間かなと踏みます。高速道路を使用せず、下道の国道を使いました。
移動中、トラブル等なければ問題ない時間帯です。逆にいえば何かトラブルあったら、アウトです。
当日は、夕方の国道の渋滞にはまってしまい、思ったよりフェリー場到着まで時間がかかりました。移動で大体3時間ほどかかりました。
敦賀のフェリー場に到着
21:00に 敦賀のフェリー場 に到着しました。敦賀港から小樽港到着まで、移動時間21時間とのことです。
その間、フェリーの中で缶詰状態となります。フェリーの中の売店は高いとの情報を事前に得ていたので、近くのコンビニで、「DAKARA」と「コンビに弁当」と「パン×2」を購入しておきました。
21:00過ぎに、入港手続きをしました。予約しておいたフェリーの乗船チケットを往復分、購入しました。出航23:30まで時間があったので、敦賀港の駐車場あたりを「ぼぉーっ」と眺めてました。
次々と駐車場には、フェリーを使い、北海道に行く同志達が集ってきます。ファミリーカーや、自分と同じ志を持ったライダーが集まります。。ライダーの中には、いろんな特色をもったライダーがいました。友達同士と思われるライダーや、1人ぼっちのライダー、いろんなタイプがいます。バイクに積んである荷物で、どのような人かすぐ見当が付きます。ほとんどのライダーは、社会人であるはずなので、仕事の休暇をとるのは、さぞ苦労したこと思います。自分もその一人でした。ホントいろんな人がいました。
同志らしき人に声をかける
フェリー出航まで待っている間、ある人たちが会話をしていて、その輪に入らせてもらいました。今思うと、自ら輪に入ろうとする勇気って、とても大事なんだなと思ってます^^;
2人いました。1人は、アメリカンに乗っている女性ライダーともう1人は、自転車で旅をしている小柄なチャリダー(自転車で旅するライダー)です。
女性ライダー(アヤさん(仮称)、三重県・鈴鹿市出身)は、以前にフェリーの中でバイトをされていたとのことです。北海道ツーリングの目的は、一度、実際にライダーとして北海道を走りたかったとのことと、バイト先で知り合った北海道の方に、何年かぶりに会いに行くとのことでした。

バイト先で知り合った北海道の方に、何年かぶりに会いに行きます。
チャリダーの方は、大阪在住で、ナント自転車で日本一周の旅をされている方です!今日はここ(敦賀フェリー駐車場近辺)で野宿をされるとのコトです。チャリダーの方の旅の動機は、単に「旅がすき」とのことで日本を自転車で一周するという、すばらしい夢(かなり無謀!?)を実現されている途中とのことです。

旅が好きだから。
自分はさすがに、日本一周の旅は厳しいとの旨を話しました。
すると、チャリダーの方はいいました。

「やってみたいけど、時間がない」など、考えていると、
達成できずに一生を終えてしまうよ。

・・・そう。
という話を聞いて、とてもためになりました。^^;自分は、チャリダーの方と話ができて、よかったなと思いました。あとで、「シープ旅ノート」に、連絡先を書いてもらいました。ホームページを公開されてるらしいので、シープの旅が終わったときに参照することにしました。後にこのチャリダーの方の真の旅の目的(人生の目的)ということが、よくわかりました。日本にはいろんな人がいるんだなと思ったときでもありました。
※身長が約145cmくらいと小柄な方で、膠原病を患ってました。薬の関係上、地元大阪から離れることは、主治医から推奨されていなかったのですが、ご自分の意志で旅を選択されました。
フェリーに乗船する乗り物の順番が決まっていて、確か「トラック」「車」の順でした。とにかく「バイク」の乗船が一番最後でした。よって、出航40分くらいまで外で待ってました。フェリーを見ると、なぜか感動します。遠いところへ旅立つという意味が込められているのでしょうか。非日常だからなのか。。「車」がすべて船に入ったら、最後は「バイク」の乗船です。
乗船
案内人の方の指示に従い、乗船チケットを見せて、バイクを詰め込みます。周りのライダーたちは、自分のバイクを誇示するかのようにすごい勢いで、エンジンをふかします。(ゴゥゴゥ・・・)ふかさなくてもバイクは動くのに、ただ船に乗せるだけなのに・・・他のライダーがつぎつぎとふかします。みんな自分自身の今の気持ちの表れなんだなと思いました。熱い。自分は静かにふかします。ただ船に乗せるだけだから。
乗船が終わった後、自分の場所を確保します。それば、寝台のクラスです。
シープは「二等」だからです。寝室で階級があり、広くてつくろげる寝室は「スゥィートルーム」。
順に、「特等室」「一等室」「二等寝台室」「二等」とあります。自分は、価格の安い、「二等」です。これは、寝床に他人との区切り、仕切りがありません。
とらえようによっては、正直とても危険です。自分の確保スペースがありません。貴重品は肌身離さず持っていないと危ないです。プランで、料金が1番安いのでこちらを選択しました。「二等」を選択する人も多かったです。
辺りには、「ノートパソコン」を所持していた人もいました。帰りは、「二等寝台」をすでに予約してあります。ツーリングの旅が終わったら、「へとへと」なはずで、最後、体を休めるときくらい、自分の空間があればいいかなと思い、「二等」より1つランクが上がり、らしくないですが、ちょっとだけリッチにしました。
そして時は迫り、23:30になりました。
フェリー出航
フェリー出航。明日の20:30に北海道小樽港に到着予定です。
その日は、出勤して早退後、荷造りまとめて、バイクに乗って、名古屋から敦賀まで移動したため、疲れていました。日記をちょっと記入してから、睡眠に入りました。冷房がきついのでちょっと寒かったです。そして日付が変わります・・・・・
旅日記

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