日付が変わる
起床 その1
寂しげな薄明かりの中、夜中1:00過ぎにで目が覚めました。
寒い・・・ハラ減った・・・
恐ろしいほどの空腹
寒さと空腹が原因でした。そして服を一枚着込みました。まだ、雨は降ったままでした。小樽港の近くのローソンに、弁当を買いにいきました。弁当を購入し、寝床?に戻りました。
空腹のため、弁当を10分程度で平らげました。ふだん、自分は大食いですが、食べるスピードは遅いのです。このときは違いました。体がちょっと温かくなり、ちょうどいい睡魔が襲ってきました。
そしてまた寝ます・・・・
起床 その2
起きる。
5:30
雨が降ったままです。一向にやむ気配がない。
はぁ・・・、雨か・・・
他のライダーは昨日どうしたんだろうなぁー
と思ってました。自分は、北海道へ一人旅というのだから、誰かについていくというスタンスはとらないで行動したかったのがありました。。ついていくと、道を覚えられないのもあるからです。これは「がち」です。
見知らぬ土地で一人になると、いろんなことが見えてきました。ひとつに、いままで周りの人間の支えというものがとてもかけがえのないものなんだなと感じました。これは初めて一人暮らしをし始めたころに感じた感覚と、同じ感覚です。
とても新鮮でした。昔を思い出します・・・・・・
6:00
:雨は、やみません。
雨が止んで、太陽が出てきてからのスタートがツーリングに対する気持ちが入ると思ってました。残念ながら、このままではラチがあかないので「河童」を着て出発することにしました。
雨の中のライディングはハッキリ言って最悪です。雨のツーリングほど、つまらないものはないくらいです。地図を見ながら、まず「富良野」あたりのエリアを目指しました。
ツーリング開始!!!
途中、小樽運河の横を通りました。有名どころかわからなかったですが、写真撮ってました。
※写真の右前方に 自転車で旅をしてそうなグループが混じってます!
↓の方も旅人と思われる。
その前に、近くのセルフサービスのガソリンスタンドへ給油に行きました。
セルフのガソリンスタンドは初めてでした。
で、給油の仕方がわからず、キョドってたら、ガソリンスタンドの店長が出てきて、給油の仕方を教えてくれました。
※当時(2002年)は、ガソリンスタンドは、セルフへ移行時期でした。
セルフでの給油をやったことがなかったため、挙動が、さぞどんくさかったことでしょう(笑)
ぼくのバイクのナンバープレートを見て、
〇〇からきたんか?!
と、びびられました。
はい。一週間だけですが、北海道に興味があり、一周を目標としてます。
ちょうど一週間後もし生きていたら、またここで給油します。
と、冗談を交えながら、なぜか模範的な回答をしました。ホントだけどね。
そしたら店長さんが「ジグザグ」という地図をくれようとしました。しかし、今現在、店に在庫がない状態でした。
一週間後、ここに着たら記念にあげるよ。帰りにもらってもしょうがないだろうけど
北海道を楽しんでこいや。気をつけてね。
初めて北海道の方と話しました。確かこんな感じで言ってくれてたと思います。
6:30
ちょっと元気をもらい、再出発しました。
給油後、再出発
雨の中、ボーっと走りました。写真は気が付いたら取るようにとで、小休止しながらの運転です。
途中、休憩。メーターを記念にphoto
小休止しよう。
小休止
休憩。何もないです。バイクにまたがっている靴の中はすでに、雨水でべとべとです。雨を遮る装備はしてません。
あてもなく、再出発
再出発です。どうしようもなく走ってました。「石狩」のエリアをとおり、「空知」のエリアも、通っていきました。
天気がいいと、スピードだせてさぞ楽しそうです。そして、昼過ぎになりました。
奇跡的に雨がやみ、空から太陽の光が差し込んできました。
そして、富良野に到着しました。
ふらの到着
後ほど走ってきたルートを確認したら、かなりまわりくどいルートを走ってました。
「富良野」といったら例の、「北の国から」のドラマのロケ地です。
北の国からシリーズで最終章「遺言」が2002年9月に放送されるとのことでした。
富良野駅周辺には、ライダーがたくさんいました。
その中の1人、福岡から来た「長瀬川(仮称)」さん。赤い服の人。彼は自分より2こ下。仕事を辞めて日本一周を目指している人でした。自分はそういう志の人をみると応援したくなります。
自分は北海道一周をしようとしてますが、彼は日本一周です。さすがに規模が違います。負けました。彼の北海道上陸手段を聞きました。すると、福岡からフェリーで来ず、本州を北上しながら自走とのコトです。旅を始めてから3週間経った といってました。
自分は「北の国から」の展示店で、記念に絵葉書を買いました。長瀬川さんも買いました。長瀬川さんは早速、ご両親に手紙を書こうとしました。彼の光景を見ると、なぜかあったかい気持ちになりました。見知らぬ土地に来て、今まで自分を支えてくれた両親へ手紙を書いている様子見ると、不思議にそう思えるようになりました。
自分は書いてないです。気持ちが届けばいいかな。。とも思ってました。(ただ、面倒臭かったのかもしれません。m(__)m)
1時間ほどちょっと時間をつぶし、ふらの周辺を歩いてました。
旭川をめざす
旭川方面に向かい、人生初の「ライダーハウス」を目指しました。
17:00前、ホームセンターに寄り、河童を買い換えました。なぜならば、自分の今来ている「河童」は、普通の自転車用の「河童」だからです。バイクで走ってるとき、隙間から、モロに冷風が突きつけます。
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
さすがに、寒さ耐えることができず、new河童を購入したわけです。さすがに事前準備をおろそかにしてました。自分は整理整頓や、順序立てて物事を進めるのが実はとても苦手です。時間があっても、忘れものや、うっかり はあったことかと思います。
その後、そのままライダーハウスを探します。。
ライダーハウスを地図を見て探すのですが、なかなかわかりません。
ガソリンスタンドで給油して、同時に店員の方に場所を聞きました。
ライダーハウスを目指します。。。
ライダーハウス到着「ぶんぶんハウス」
その後、やっとライダーハウス「ぶんぶんハウス」に到着しました。かなり人が居ました。
騒がしかったけど、寒さと防げて、寝床を確保できただけでOKとしました。
今思うと、ホント騒がしかった。壁には、周りの人に迷惑かからないよう、静かにするようにとのチラシが貼ってありましたが、そうでもなかった。マナーの悪さにがっかり。
そして、、寝床を確保し、一日を終えました・・・・・・そして、自分の寝るスペースを確保し、盗難に注意し、身の回りのものを一か所に集めました。
そのまま就寝。。みんな雑魚寝です。
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