7:10
起床
気が付いたら、朝で、知らない間に、寝てしまってた。
昨日のケータイ水没による絶望感が抜けきらないまま、電源がつかないことを振り返る。
ケータイの電源を入れる。すると電源が入りました!!!!!
えっ!?えっ!?
電源入った?!!!・・・・!
復活?
不思議に思いながらケータイを触る。
発信着信履歴も残ったまま!電話帳も消えてない!
一瞬にして、希望がわいてきました。
ケータイが使えなくなったときは、緊急連絡ができない状態なので、ずっと頭の片隅にその不安がありました。
そして、デジカメを手に取ると、奇跡的にもデジカメも復活してました!!!
おおおおおおおおお!!!(; ゚д゚)ノ(; ゚д゚)ノ!
で、試し撮り
朝は、ストーブの周りに、みんなで集まる。
タイムスリップ
みんなで古いまんが本を読んだり語ったりしてました。
まんが本を手に取る。ドカベンなど、昭和40年代の漫画が並んでた。
ドカベン1巻を読んだ。山田太郎は、最初は、野球でなく、柔道だったんだと知る(笑)
YH(ユースホステル)の廊下にはたくさんの大きな白黒写真やカラー写真がそろってました。
1973年8月○日と書いてある写真(白黒)や、
○年○月○日○○大学○○部・・・と書いてある。
⇒「学園天国の歌が聞こえてきそうな雰囲気の写真ね。」
わはは。
いかにも歴史を感じる光景でした。男子学生が、みんなロンゲだし。
9:00
えりも岬付近の高山植物観察
そしてペアレントのおばちゃんが、マイバスを出してくれてました。
みんなを連れてえりも岬付近を案内してくれました。
15人くらいでいきました。
えりも町の気候は、突風と冷風等の影響で、
標高3000m級にしか存在しないめずらしい「花」や「植物」があるとのことです。
そこに案内されました。
もちろん、朝でも昼でも風は強いところです。
常にびゅうびゅう風です。
独特の気候から生まれた地域でした。
そこで、えりも岬付近の文化に触れました。うん。
みんなで記念撮影
そして、写真をとってバスにのり「えりも岬YH」に戻りました。
旅は明るいうちに、宿を確保しないとだめだね。昨日は、もっと早く到着すべきでした。。
とってもあったかい雰囲気でした。
ちなみに「えりも岬YH」を経営してるのは
ペアレントのおばちゃんと、管理人と、外人さんと、
15歳のギター少年と、期間限定のバイトさんでした。
バイトする人といっても、金稼ぎ目的じゃなく、
YHを経営するためのボランティア活動的でしたね。
内容は、掃除とかかな。食事を作ったり。
そのときは、自分より若い連中が多かったのが以外でした。
泊まった団体連中がいました。
ある大学の「チャリダー」でした。自転車で北海道を走ってる連中です。
連なって走ってる姿をみて、なんど勇気つけられたことか・・・・
⇒大雨、強風、寒さ、その他アクシデントなど、過酷なつらい境遇を分かち合ってるってことね。
一部のライダーも次々と出て行きます。
出発です。
なんと一人出て行く毎に、みんなでお見送りとなるのです!まじです。
ギターの少年が「学園天国」を歌いだして、周りの連中も、なんとかテレながらも歌って
YHを旅立つライダーを歌で見送ってました。
応接間にいるとき、「私もそろそろいきます」といいました。
えりもユースホステルとお別れ
すると、みんなが外に出て見送ってくれるのです。
「体に気をつけてね。」
「無事かえれよー」
みんなすごい熱い連中ばかり。
なんかそこは70年代の雰囲気に感じました。
自分もでかい声で
ありがとうー!!!またくるねー!!!
と、いいながら
自分は旅立ちました。
感動で自分は涙を流してました。
旅先で一人旅をして、不安等があるなか、やさしさ、あったかさに包まれると
すごい心から感動します。
これは、実際に「旅」というものをしないと実感できないものだと思います。
自分は、かけがえのない経験をしたものだと思います。
また是非この地に来たいと強く思いました。できたら天候のいい状態で。
えりも岬
ちょっと走って、襟裳(えりも)岬に到着。
そして、昼飯として「アイスクリーム」を食して、
周りを散策しました。
さらに感動。絶望という地獄から天国に上った気分でした。
写真を2,3枚とる。
電源を落とし、しばらくして写真を撮ろうとして
また電源を入れようとするが電源が灯りません。。。
え・・・まじ・・・・!!
何度やっても電源が灯りません。
このとき、本当にデジカメは静かに息を引き取りました。
えりも岬YHで、ほんのわずか元気をもらい、
あの世から一時的に現世に復活したんだと思いました。
デジカメよ、思い出を記録してくれて、ありがとう。そしてさようなら。
少ないシャッターチャンスでしたが、ほんの少しの期間だけ生き返ったデジカメです。
旅も最終日を迎えてたので、まぁしかたないと思いながら、先へ進みました。
出会いもあれば別れもあるということで。
でも、ホントにつらいなあ。
いろんな意味でね。
昼前にえりも岬をでました。
札幌方面へ
その日の午前中の天気は曇りでしたが、雨がぽつぽつ落ちてきました・・・
気分を引き締め、えりも岬から札幌方面へ向かいました・・・
14:30ごろ。
ちょっと太陽が出てきて、デジカメを取り出しました。
もちろん壊れてますが、「だめもとで電源をいれたら付くかも!?」
ダメもとで電源をいれたら付くかも!?
という期待感があったからです。
・・・・やっぱりだめでした。
ケータイが復活しただけいいか・・と思いながら、夕方、札幌市に入りました。
この日はすぐに宿泊先に泊まり、
明日10:30小樽発舞鶴行きのフェリーに乗るために
早く寝ました。
この日は午前中は、えりも岬を起点に、いろいろなイベントがあって充実した時間帯でしたが、
昼すぎからは、あまり印象がなかった日でした。
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