この日は、帰省がてら、前々から興味があった林道に寄ってみることにしました。
5:53
名古屋のアパートを出発しました。天気はよかった。このまま右手に、朝日が登り始めるころをバイクで走るときが楽しかったなぁ。絵になっていた。自分に酔っていた。
名古屋のアパートから出発し、岐阜県内に入る国道21号線に入るまでの時間が、33分というかなりの好タイムでした。いつもは、50分程度かかります。
17分も短縮できたということは、道路をストレスなくすいすい走れたということです。車でなく、バイクでよかったと思ったときでもありました。そして、前々から気になっていた林道に寄りました。
その林道の先に何があるかというと、木の芽峠です。
昔、要塞化していたとか。それはよくて、木の芽峠を見に行きたいと思いました。地図を見ながら、福井県、滋賀県の県境のところまできました。そこから、西に向かう林道があり、入っていきます。標高の高いところから下界を眺める絶景が続きます。
そして、木の芽峠近辺を走るが、以前に調べていた光景が見当たりません。
この辺りだったと思うが。。。
きょろきょろしてたら、ある光景が目に入りました。「峠茶屋」があった。
そしてその左手を見ると、木の芽峠だと確信できる光景だった。わらぶきの家。。確かにそうだ。そして、立ち入り禁止の看板がある。禁止と言われると、破りたくなるのが人間の「さが」だ。知らなかったこととして、看板のあるのぼり坂を登っていってしまった。
すると、犬がほえていました。コッチを向いてほえています!しかも、首輪を付けてない!おっと!わらぶきの家に住んでいる住人が、興味本位で訪れる人を追い出すために犬にしつけをしているのだろう。と思った。
これはマジでびびった。話はちょこっとそれるが、バイクでの帰省はかなりエネルギーを消耗します。結構疲れてました。犬に襲われたらどうしよう。ここまで来て、引きかえすと、あとで後悔しそうなので、わらぶきの家に向かって進んでいきました。そのときに、ある男(ぬし)の声がしました。
だれじゃぁ!
「だれじゃぁ!」と。
ひえぇ~!( ゚Д゚)( ゚Д゚)( ゚Д゚)( ゚Д゚)
そして、犬がほえるのをやめました。シープは、大きな声でいいました。
木の芽峠に興味があり、来ました!辺りを拝見させてくださーい。
今思うとシープは、かなり強引で、馬鹿な奴だなと思いました。そして、
どうぞぉー!
とお声がかかりました。ちょっといやそうにも聞こえました。
9:00
お言葉に甘えて、辺りを拝見させてもらいました。インターネットで、よく見る光景でした。感動しました。そして、住人の「前川永運」さんに会いました。犬に、肉をあげてました。いろいろ話をしました。そして部屋に上がらせてもらました。
そして、「前川永運」さんがいいました。
朝飯食ったんか?
シープは、名古屋アパートを早朝に出たので食べてません。
いえ、食べてません
すると
これから朝飯食うから、一緒に食べよう
ありがとうございます!
かなりうれしかった。朝飯がうれしいのではなくて、見ず知らずの人に対してのもてなしに感動しました。
メニューは、ご飯と味噌汁と、鮭です。囲炉裏で、鮭を焼いてくれました。そしてご馳走になりました。そして、話をしました。
自分は福井出身だということ、帰省での帰り道だということを告げました。
前川さんは、
昔、名古屋で働いていたこと。警備の仕事をしていたこと。名古屋駅前のセブン百貨店で、自分の娘が働いていること。そして、ここによく興味本位で訪れる奴がおるとのこと💦(*_*;
福井テレビの番組で紹介されてしまったとか。(○○の達者でござる)
今年で還暦を迎えるとか。2002年7月27日現在)買出しは、クルマで敦賀まで買出しにいくとか。
郵便配達の人は、大変だとか。冬の話が面白かった。
屋根の上まで雪が積もり、大変だとか。
それでも、住まいを変えないとか。
日常の生活が不便そうだが、人里はなれたところにすんでると、これもまた趣があってなとか思いました。ま、先代の血筋から、家を守ってるというか住んでるので、ある程度のことについては、慣れてることだろう。また、ここを手放すことは、いろんな面から、大変だろう。。。
一躍有名な場所だし。
よく見ると最近の電化製品が、屋内にたくさんそろってる。衛星放送も映るみたい。鮭がすごい大きく、かなりしょっぱかった。塩分を大量に摂取した。疲れていたから、すごいからだに染みて、おいしかった。
キーホールダーや、団子を販売していて、訪れた客への商売もしっかりしてました。
たびのついでに、木の芽団子を2つ買わせていただきました。
だんごの名前が「木の芽」でなく「木の目」だ。。。( ゚Д゚)
そして、名刺をもらった。通常の名刺のサイズより、一回り大きかった。住所が、○○県○○市の●●しか書いていなかった。これで、郵便の配達は届くそうだ。
自分の名刺を渡したかったが、あいにく持ち合わせていなかった。そして、水2㍑をもらった。ペットボトルは、使いまわし用で、水は、この辺りの水だそうだ。この時期の自然の水は、危ないやら怖いやら何やらでいわれているが、シープは特に気にしなかった。
長居をすると迷惑なので、10:20頃、後にした。(充分長居をしてしまったか?💦)周りの写真も撮らせてもらった。
結構いい体験をした。後にインターネットで調べると、地元の人の中だと、まぁまぁな有名人だった。そして、お腹に食べ物と、夢と希望をいっぱいにしてもらい、木の芽峠を後にした。
天気は良好だ。そして、photoしながら、実家へ向かっていった。
途中で、「一之瀬山荘」というところがありました。興味本位で寄っていきました。聞いたことあるような、無いような、ってな感じでした。自分はここは、どういうところかわかりませんでした。なんとなく、別荘っていうイメージがありました。寄っていったら、おばちゃんに声をかけられました。そしておじちゃんもでてきました。
なんか温かそうな夫婦でした。60過ぎの夫婦でした。ここは、簡易別荘ってなところで営利目的にやってるのではなくて、自然に親しんでほしい。別荘のことを知ってほしい。忙しい日々の中、訪れてほしいことを言ってました。旦那さんが政治家だったみたいです。ホントかどうかはわからないけど
。。。
で、定年を迎えて、お金があったので、別荘を作ったとか。是非ここを利用してほしいと言ってくれました。自分もいい感じなところだと思いました。バーベキューするのもいいし、のんびりするのもいいし。バーベキューする食材(肉、野菜)とかは、こちらで用意するとのこと。
費用も、普通のスーパーで買える額でいいとのこと。全部用意してくれて、掃除代500円でいいとのこと。温かいところだなと思いました。今は、ボーイスカウトとか、小さなグループが訪れるみたいです。
冬場は、寒くて利用はできないけど、夏場とかは、楽しそうだなと思いました。しかし、周りは、田んぼと山の傾斜なので、何もありません。夜の宴会とかで使用後、退屈だから、クルマで町まで行く人がいるので、とても残念だったとの話も聞きました。せっかくきたのだから、ここでゆっくりして言ってほしいとのことです。
納得しました。
仲間とここでゆっくり一泊したいなと思いました。仕事に追われる毎日から、開放されたいなみたいな感じです。そして、時間が昼になり、お昼をご馳走になってしまいました。しかも、プチバーベキューです。肉を広げてくれました。もちろんただでした。しかし、木の芽峠で朝ごはんを食したばかりでした。おなかいっぱいで、あまり食べ切れませんでした。おいしかったのにとても残念でした。
自分の話をするとき、先ほどの木の芽峠の話をしたかったけど、一期一会な話がかぶってしまい、合わせてくれているように思われてしまうので、普通に帰省途中といいました。
いろんな話をして楽しかったです。
興味本位で立ち寄った矢先に、招待され、時間がお昼だったからご馳走になったので、すごいラッキーでした。ビールを飲んだので、長話を覚悟しました。でも、それなりに楽しかったです。最後に、写真を撮らせてもらいました。
今度必ず、仲間と訪れることをいい、その場を後にしました。その1週間後、「北海道ツーリング」の予定があったため、夏に、一之瀬山荘に訪れるのは、難しいなと思ってました。結局、まだ行ってないです。。。。約束したのに、残念です。
みんなの時間と都合が合わないし、それが問題だったです。ホントに訪れてみたいと思ったところでした。その日はホントいろんなことがあった日でした。
知らない人と食事を共にした。しかも、朝食と昼食。どっかのテレビ番組の突撃番組じゃないけど、滅多にできない経験だと思います。
そして、帰宅しました。このことを家族に告げると、びっくりしてました。その後、「北海道ツーリング」を一週間前に控えたので、事前に、アウトドアショップで購入しておいた「テント」を、一度、一人で、立ててみることにしました。北海道で、広場でテントを設置できなくてパニックになると厄介なので。
場所は、「太陽の広場」です。自宅から、約12km離れたところです。ここも楽しめそうなところです。約30分くらいかかり、自力でテントを張ることができました。収納にも時間がかかりました。
値段は高いけど、設置が楽なテントを購入しておけばよかったと思いました。そして帰宅。今度は、実家で食事です。ホントいろんなことがあり、いろんな体験をした一日になりました。
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