2005.1.8(土)▲寧比曽岳 1120m

登山
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この日は、前回の山に引き続き、今年(2005年)最初の登山を試みた。

場所は、「寧比曽岳(ねびそだけ)」というところで、愛知県足助町にある山だ。前回(2004.12.30)は、電車で行ったため、登山口まで、徒歩を必要とした。それは、体力を消耗しすぎてしまい、本来の登山に影響がでてしまった。そのため、登山にのみ体力を注力したいため、今回はクルマにした。

7:00

連れの家集合ということだったが、出発早いなと思った、案の定7:20につれの家に到着した。朝がとても寒いので、致し方が無かったが。。。言い訳ばっかりです。_| ̄|○

7:30

連れの家を出て、連れのクルマで、連れの運転で、目的地へ向かうことにした。朝はとても寒い。外は気温2度とのこと。(名古屋市内)渋滞を駆け抜け、道沿いの喫茶店で、朝食をとることにした。道中、いろいろあり、道を間違えたりし、高速道路にのったりしたが、最小限の距離で降りたりした。(このくらいの距離だと下道でもよいじゃないかという距離)さい先が不安になるスタートだった。。。

2005.1.8(土) 道中。

8:40

喫茶店により、モーニングを食した。ココアと、トーストと、ゆで卵だった。まぁおいしかった。

9:00、喫茶店

その後、国道153号線を東へ向かい、「シープ」がプロ顔負けの人間ナビをやった。人間ナビは、わかりにくかったせいか、ドライバーには不評だった。その登山口に行くまでに、面白いところにでた。それは、「伊勢神トンネル」である。

地元の人たちで知らない人はあまりいないと思います。また、「旧伊勢神トンネル」も存在する。(ここはほとんど使用されない)「伊勢神トンネル」については、怖いうわさがあり、全国から、怖いもの見たさで訪れる「恐怖スポット」エリアの1つです。ちなみに「旧伊勢神トンネル」が怖いです。詳細は、インタネットで調査して下さい。。。

事前に、このトンネルの近くをちょっと見ていくことにした。話は前後するが、ここはかなり山奥である。外の気温が、普通に「0度」で、かなり寒く、路面が凍結していた。冷蔵庫より寒いです。ホントに。伊勢神トンネルをphotoし、クルマに戻り、登山口をめざすが、平地ではまったく積もってない雪が、峠の坂にしっかりと積もっている。つれのクルマは、スノータイヤをつけておらず、登ろうとしたらスリップし、ハンドルが取られ、かなり危ない状態に陥った。

【連れのクルマ】

クルマが登山口まで、進めません。かなりやばいので、ある程度、来た道を戻り、凍っていない広場にクルマを置いてから、一般道をたどって歩いていく形になった。戻ったため、当初の予定としては、だいぶんくるってしまった。峠なので、風が強く、冷たく、雪もしっかり残っており、ホントの真冬状態でした。

かなり寒さはきつかった。まぁこの時期なので、ある程度の覚悟は必要だ。。。踏み固められていない道を探しながら、峠を登っていく。峠が終わったら、国道沿いに見えてくるものをたよりにし、地図を照らし合わせながら、歩んでいった。。。

途中で、道が違うのではないか?との錯覚に5回ほどあい、口論の末、道しるべを見つけて、自分の居場所を再度確認することになった。歩いて歩いて、やっと登山口発見。

11:30

氷の路面を歩き、やっと到着。まず、長い階段が登場、階段も案の定、凍ってます。滑って転落しないよう、足場に細心の注意を施し、諄々と登っていきました。途中で「木の棒」をgetしました。これはいい。踏ん張りに使えます。原生林の中を歩いたので、まっすぐの道がわかりづらく大変でした。

11:50

10分の休憩を取り、再度歩き始めた。坂が長く続く上、寒さは極限だったので、精神的な疲労度もかなりあったと思います。われわれは、登山初心者なので。。。また「靴」が、通常のシューズだったのがいろんな意味で痛かった。

普段の住まいは、雪が無かったため、しかも、雪が積もったところを歩くとは思っていなかったので、結構厄介でした。他の登山人は、スキー用のウェアで、装備は万全でした。ニット帽もかぶり、ステッキも自前用を持参し、靴の下に、スパイク(アイゼン?)がついていて、どんなところにいっても、滑らないような重装備でした。

山の洗礼をしっかりうけました。

相方の連れが、「休憩がほしい」を連呼していて、かなり体力を消耗してるんだなと思った。実際、疲れました。互いに励ましあいながら、なんとか、頂上につきました。

【道中】

12:40

頂上到着。先客が4,5人ほどいました。

シープ
シープ

よくここに来られるんですか?

近くの人と会話をし、このあたりの話を聞きました。その後、photoタイムに入りました。ここも、360度見渡せるパノラマ光景がたくさんありました。

【光景】

連れが、「双眼鏡」を持っていて、遠くを見ました。肉眼では、まったくわからない光景が広がる中、双眼鏡を使用することにより、「名駅」らしき、ツインタワーを確認することができました。その他、「ナゴヤドーム」も確認できました。。。標高1121m。かなりの名山を見渡せました。

【伊那山】

先客と、登山の話をする場がありました。どちらから声をかけたかわかりませんが、こちらからだった記憶があります。かなり登山通の人で、来年(2006年)定年になるらしいです。登山暦8年になる方らしいです。会話の中で、名古屋近辺の山の特徴を挙げられていたので、分からないなりにですが、さすがだと思いました。

聞くところによると、年間50回ほど、登山をするらしいです。超ベテランです。その人は、「豊田市」出身で、何度も近くの山を登るらしく、2度目、3度目となると、登るコースを自分で探したり、地図をみて、自分の現在位置を周りの様子、状態をみて確認し、しるしをつけていくことで、店に売っている登山ブックにないコースが生まれるという、完全オリジナルの自分色の山にすることができるらしいです。

さすがにその域に達したらさすがだと思った。われわれはチーム(シープ+つれ)を組んで、まだ2山目。経験値が足りなすぎる。。結局、頂上到着後、2時間頂上にいました。おじさんの話が長すぎて、ちょっと疲れました。かつ寒かった。。。自分の来たルートを地図を見せて説明すると、やはり、登ってきたコースが違ってたらしく、いい景色が見られたコースを歩いてこなかったらしく、損をしていたらしいです。^^;帰りは、そのコースを探し、帰りました。

14:40

下山。これがまた厳しい。下を見るとかなりの傾斜になってます。

【下を見下ろすと。。。】

「シープ」の靴は一般靴なので、バランスを崩したら、漫画のように転がっていってしまいます。。。漫画とは違い大怪我をしてしまうので、細心の注意を払いながら、足場の確認をし丁寧に神経を使い、下山しました。連れは、3回ほど転びました。かなり危険でした。

つれ
つれ

いってー!!

つれ
つれ

またかよ・・・!

1時間程度で下山し、伊勢神トンネルふもとまで歩いていきました。帰りのコースは、頂上でおじさんが教えてくれたコースを歩いて帰りました。

【帰りの道中】

山の中を歩き、途中で道を間違えそうなかなり危ない状態になりましたが、無事にクルマが置いてあるふもとまで歩くことができました。前回の「石巻山」の場合は、電車に乗って寝ましたが、今回はクルマなので、精神的に楽でした。

今回のコースは、登山ブックを読んだら、「中級者レベル」に認定されてました。「中級者レベル」をクリアしたので、ちょっと自信が付きました。どんどん、山を登り、登山に関する経験値を積んで行こうと思います。それには、今年の最初の登山としては、よかったと思います。次にまた、近場の山を目指そうと思います。

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