2008.2.4(月)▲藤原岳・天狗岩2 1140m★最終章

登山
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というわけで、当日を迎えた。

朝7:40「つれ」の家で待ち合わせを行う予定だ。

7:20

つれ
つれ

今起きたばっかだから、8:15にして。

シープ
シープ

わかった。

今回の寝坊は、つれだった。まあ、最後だからよしとするか。というわけで、テレビを見た後、つれの家に行った。

8:20
つれの家に集合した。その後、高速道路を使用し、藤原岳:登山口の麓まで、車を走らせた。

運転者&車は、シープだ。途中、コンビニで、朝食と昼食を購入した。

9:55
登山口の麓に到着した。1年半前と同じ光景だ。多分、何も変わっていないように見えた。ただ、前回登山したときは、真夏の炎天下の状況だった。「水」は、しっかりと2㍑準備した。今回は、真冬である。。登山口に、少々の雪を見かける。

だが、ほとんど皆無に等しい。互いに、登山の準備をする。

10:08
登山口出発だ。

つれとの最後の登山となるため、楽しい登山であればいいなと思う。また、前回の登山から、1年半のブランクがある。それを、健脚レベルの山:藤原岳を選んだのは正しかったかどうか。。。同時に思ったが、後々後悔しそうなので、つきすすんだ。途中、2合目をすぎる。

10:25
休憩。さすがに、ブランクあけであるため、疲労の色を隠せない。だが、前回と異なるのは、気候だ。今回は、真冬であるため、のどがあまり渇かないのだ。とりあえず、うがいをし、その後水を飲む。

10:30
出発。途中、3合目をすぎる。

10:50
休憩。4合目まできた。雪が増えてきた。

11:00
出発。途中、5合目をすぎる。

つれ
つれ

ごめん、ちょっとまって。会社から電話かかってきた。

シープ
シープ

ああ、わかった。待つよ。

五合目。

11:32
休憩。7合目だ。

雪が結構増えてきた。麓の方は、ほとんど雪がないのに、本格的に辺り一面雪っぽくなってきた。

11:37
出発。

つれ
つれ

また電話かかってきた。

下界の様子

11:54
8合目

相当の量の雪が積もってる。本格的だ。同時に2人の間で、不安が走った。

雪山登山は2回目になるが、今回は、ブランク明け。また、雪が降り続いている。山の天候は変わりやすいと言うのは、まさにこのことだった。また、足場がすごいわかりにくい。

つれ
つれ

遭難・・・

シープ
シープ

遭難・・・

2文字が頭をよぎる。不安と疲労が、同時におそってくる。あとどれくらい登れば、ある地点までたどり着くのか。。?

前回登ったというが、何せ1年半前であるし、周りの光景が真逆である。

前回は、真夏。今回は、真冬。

一帯が、雪である。また、厄介なことに、足場がいろんなところに踏み固められているのだ。この足場、足跡は、下山時の近道として、すべって降りてくる人の足跡だが、登山時に、その足跡があると、道しるべの混乱の原因になる。どの足跡が正しいのか、不安になるのだ。

間違えて、全然関係ないところにいってしまったとして、引き返そうとするにも、足場がいろんなところにあるため正規のルートで戻るのは、これまた困難になることだろう。

12:15
9合目

周りは、大雪だ。雪国の光景だ。完全に雪国だった。トンネルを抜けると、そこは○○だった。

snow land だった。雪が降っている。風も出てきている。シープは、かろうじて、前回登山時(2008.8.6)のときの記憶をひっぱってこれた。もうすこしだろうという安心感があった。もうすぐ藤原分岐の近くまできていると思われたところで、続々と、下山者とすれ違う。自分が歩いてきた道は、正しかったんだと、安心感に包まれる。人を見かけるだけで、すごい安心するし、元気がわいてくる。また、テンションがあがる。

歩き続ける。とうとう、見覚えのある小屋を発見した。

「小屋」

ここが、藤原岳頂上、天狗岩との分岐点にあたるところだ。登山開始後、2時間40分が経とうとしている。互いに1年半ぶりの登山。雪が降り注ぐ中での登山。体力的は疲労以上に、無事に登山を決行できるかの精神的な疲労が自分を覆っていた。先ほど、下山時に通りすがりの人が、いった。

登山のおじさん
登山のおじさん

小屋があそこにあるから、ゆっくりしていきなさい(*^-^*)

つれ
つれ

ありがとうございます。

シープ
シープ

ありがとうございます。

下山している人は、雪山登山並に、重装備だった。我々二人は、軽装備だ。ホント軽装備だ。

ふつうの登山者が見ると、笑われそうな格好である。いや、心の中では大笑いしているだろう。

登山の「ぬし」と会ってしまったら、怒られそうだ。完全に山を舐めているスタイルだった。冬山を。

つれ
つれ

ついたーーーっ。。

小屋を目の前にして、半ば安堵するつれ。

12:42
小屋の中に入る。なぜかかなり暖かい。そう感じるのだろう。人が6,7人いた。シープとつれも、中に入った。外は、雪が降り注ぐので、外での昼食はやめて、小屋の中で食事をとることにした。っていうか、こうしないとやばいって。

食事

シープの食事
  • おにぎり1個
  • サンドイッチ2切れ
  • なめらかプリン1つ
  • アクエリアス

つれの食事
  • ゆでたまご2個
  • おにぎり1個
  • デザート1きれ

他のパーティーと会話をし、雪山のいろはについて聞いたりした。

昼食を食べている時、恐ろしく寒くなってきたのだ。小屋に入ったときは、暖かかったが、食事をしているとき、すごい寒いのだ。

シープ
シープ

さぶい・・

つれ
つれ

さみぃ・・・

理由は簡単だ。動かないからだ。動いているときは、ある程度の装備であるならば、寒くはない。だが、食事中、動かないので寒いのだ。動くのは口だけ。小屋に温度計がある。3度だった。小屋に入ったときは、3度がすごい暖かかったのだ。雪が降り注ぐ外は、氷点下だったろう。。。。つれがいう。

つれ
つれ

下山しよう。

つれは、この地に忘れ物を取りに来たのだ。だが、その忘れ物を、再び置いておくことにするという。。。。つまり、藤原岳頂上を目指さずに、下山をしようと。

シープも賛成だった。雪が降り注ぐ中、これから頂上を目指すのは、危険であるからだ。登ってきたときのルートは、雪の中、いろんなところに足跡があるため正規のルートで下山できるか、登っているときに思ったのだ。そして、記憶をこの地に置いて、下山することにした。今度、再びこの地に来ることはあるのだろうか。。。

13:05
下山開始

つれ
つれ

こんなときに限って、会社から電話がくる。。。

13:22
休憩をとる。あまり疲労はない。

13:24
出発。下山時は、危ない。足場が滑るし、靴に雪が入るし、疲労のため、膝が、がくがくするし。。。。

13:32
9合目。

13:44
8合目。

「プチ鎌倉発見」

登山している人が休憩中に作ったものかと思われる。
つれ
つれ

倒れていい?倒れるよ。

つかの間の脱力

14:00
7合目。休憩。

14:03
出発

14:18
5合目

14:25
4合目

14:31
3合目

14:39
2合目

14:51
登山口到着!

つれ
つれ

無事帰ってこれた。これで悔いはない。写真撮って。

シープ
シープ

わかった。

下山

無事に下山することが出来た。途中、膝が笑ったりして大変だった。はっはっは。つれとの登山は、これで終了だ。つれは、異国の地で、登山をするという。本土の山に比べれば、平坦らしいが、登山をする、登山をしてみる、行動することに意義があるとおもう。是非決行してほしい。

最終登山が、今まで経験したことの無かった環境だったため、困惑したが、それを乗り越えた。苦労して乗り越えたとき、それは後の思い出となる。残された人生(まだまだあるが)で、危機を乗り切った経験は、自分の大きな自信と力になると思う。今後の人生に、プラスとして反映できるといいなと思った。

つれ
つれ

これで心置きなく

本土を離れられる。

登山は、終了した。

登山を始めて、まる3年経つことになった。互いにいい経験になった。また、登山ができることがあったらいいなと思った。

~~~~その後~~~~

つれが、職場の上司からきいたことがあった。美味しいたいやきがあるという。

つれ
つれ

たいやき食べに行こう

四日市市の近くだった。ちょっと寄り道して、たいやきを食べた。まあ、美味しかった。その後、つれの家に向かう。つれは、荷物を置く。

つれ
つれ

肉を食べに行こう

そのまま、夜飯を食べに行く。肉だ。肉を食べに行った。その後、そして、つれの家にいき、引越の際に不要なものをまとめておいてくれた。

これらは、シープにとって、とても有益?なものばかりだからだ。

・パソコン
・PS2
・PS2ソフト
・小さい絨毯
・食器棚(2023.2.23健在)
・本棚(2023.2.23健在)
・その他、食べ物(レトルト系)

半分、その日に取りに行った。残りは、2008年2月5日(火)に取りに行く。半分は、特に必要としないものではあるが、、、、

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