約15年ぶりの本格登山を行った。登った山は、「入道ガ岳」だ。
2005年に登ったことがあった。当時は、職場のつれと登山をしていた。
あのときは体力があったため、2週間に1度のペースで登っていたような気がする。
10年以上登山から離れていたため、体力の衰えをひどく感じていた。
登山のきっかけは、できることをやっておこうという単純明快な動機だ。
永遠にこびりついている心のもやを、少しずつでもはがしておきたい。
もちろん1度で取れるはずはない。だがよいフックになっているはずだと確信する。
夏は本当に暑い。ニュースでは災害級とも出ている。昔に比べて気候が良からぬほうへアップデートしている。ブランクあるため、過去の登山でのアドバンテージが唯一ある。それは、体重が当時(20年前)に比べて4kgほど軽くなっている。筋力も平等におちているだろうが、膝に対する負担は総合的に軽くなっているはずだ。余談だが、年齢を重ねて、何もしないだけだと、本来は、体重が増えるみたいだ。自分は逆だ。普通の人とは異なるいろいろな要因が影響しているのだろう。
スマホで、ヤマレコのアプリがあり、それを使用した。
うわさで聞いていたアプリであり、使うのは初めてだ。使い勝手がよく分からず、
登山口の駐車場についてから10分ほど、クルマの中で設定していた。それでもよくわからなかった。電波が届きにくい場所ということもあっただろうが、スマホがサクサク動かないと、やりたいことに到達できない。通信が安定しているデバイスを持っている人は、このようなシチュエーションでは、効果を発揮する。
7:14 アプリスタート&登山開始
登山コースが2、3種類ある。スタンダードのほうで行きたい。結果、スタンダードのコースでいけることになった。
鳥居の中をくぐっていく感じた。
いきなり急な階段が続く。気力と体力を奪われる。果たして最後まで持つのだろうか。
朝食は、水を約500ml飲んで、バナナを1本。昼食準備としてカロリーメイトと栄養補助職員と、水分は3本(水、お茶、アクエリアス)を持参した。この量で適当かどうかが分からない。ものすごくお腹がすくかもしれないし、全然食べれないかもしれない。
15年ブランクあったら、初心者同様だ。
ソロ登山のため、ペースが気になる。悪い癖としては、休憩をしっかり取らずに進んでいきそうだ。
登山中は、木々が太陽の光を上手に遮ってくれている。比較的涼しい。序盤だからだろうか。
気は抜けない。本題として登山することで、頭のもやが解消されるとうれしい。
道中は、ぶつぶつ語りながらのぼっていく。今の身体と、20年前の身体の調子を確認しながら、ときには、独り言をいいながら、気が付いたら寡黙に、頂上を目指す。
約2時間後、頂上に到着する。20年前もネットあったが、いま現在のほうが、内容、質ともに充実していて、必要な情報を選定する際には、いいところを選ぶのが難しいくらいだ。
頂上について、photoと撮影をし、地べたにすわり、食事をとる。まだ10時になっていない(笑)
バナナとペット水を飲む。30分ほど、頂上の広場でうろうろして、人が少し増えてきたタイミングで、下山を開始した。
帰りは、別ルートで下山した。岩場のところだ。疲労もありところどころ滑りながら落ちるところもある。まあ、疲れない登山はない。帰りは、疲労はあまりないため、テンポよく下山する。
1時間40分ちょっと、2時間弱で、無事下山した。
登山するといっても、1つの山にルートが複数ある。そのため、同じ山を何度も目指したとしても、ルートが異なるため、新鮮さを感じることができる。
自分が制覇しようとしているのは、鈴鹿セブンマウンテンだ。
20年のブランクがあるが、どこまで精度の濃い、充実した楽しい登山をめざしていきたい。
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