大雪の悲劇
大雪の予報
1/17(火)ごろ、来週、過去類を見ない大雪になる予報がテレビ、ネットから聞こえてきた。約束の日は、ピンポイントで1/25(水)とのこと。疑心暗鬼になる。
1週間後だから、前後はするだろうけど、まあ雪⛄振るんだな程度だった。
生まれは雪国ではあるが、地元故郷を出てから随分経つため、雪を見ると懐かしい気持ちになる。
天気予報通り
1/24(火)
明日、大雪とのこと。職場の人たちもそわそわしていた。人によっては、当日仕事行きたくないので、個別の用事を入れておいて、事前に有給休暇申請を1/25(水)めがけて取得している人も、いたり、いなかったり。。。
1/24(火)夜
とうとう、雪が降ってきた。降ってきてしまった。さぁ、どこまで積もる?明日は、道が混むことが予想されるから、早めに家を出ようと決める。外を見る。かなり大きな雪が降り続ける。地面に落ちた雪が溶ける気配がない。本格的だ。
不安を抱えたまま、次の日を迎える。
1/25(水)朝
案の定、カーテンを開けたら、そこは雪国だった。いつもより1時間はやめに家を出ないといけない。不安と絶望をかかえたまま、身支度をすます。
1/25(水)家を出る
家を出る。雪の積もり具合を見ながら、クルマへ向かう。クルマまでの道が積雪のため、歩きにくい。クルマにごっそりと雪が積もっている。

普通に出発できない。クルマに積もった雪を取り除く作業から始まる。段ボールを準備した。
雪を取り除く、横へ流す。約10分ほど除雪したのち、ようやく出発する
6:46
クルマに乗り、発進
家を出る。いつもとクルマのスピードは、半分以下だ。そして、走っているクルマを見かける。流れに合わせて運転する。
遅い。
スリップ停車
普通だと10分ほど走ったら通るところに、40分かけてたどり着く。
信号無し交差点を右折したところが少し傾斜がある。その先は踏切だ。嫌な予感が的中する。右折して、傾斜に入る手前で、電車が通り過ぎるのを待つ。電車が通り過ぎ、遮断機が上がる。前のクルマの進行に合わせて発進するが、進まない。空回りする。
やっちまった。。。
前進できない。焦りから、アクセルを吹かすが、進んですぐ戻る。先へ進めない。若干登坂になっている。30秒ほどだろうか、うしろのクルマから人がおりてきて、シープのクルマのドアのガラスをノックする。。

どうされましたー?

すみません、進まないです。。。
クルマから降りて、タイヤと雪の接地面をチェック。しけた雪の上にタイヤが乗っている。ダメ元で雪を段ボールの端を利用してかく。後ろの人に下がってもらい、クルマに乗り、発進する。
進まない。焦りが増大した。かるく渋滞してしまった。なおさら焦る。

勢いで登ろうと決意し、後ろのクルマに少しだけバックしてもらった。
クルマにのり、バックをする。傾斜がない距離を作り、そしてアクセルをふかした。
すごい音をたてて、前進することができた。クルマの中がすごいガソリン臭い!すぐ前に踏み切りあったが、電車も来ていなかったため、その勢いで、踏切を渡った。第一関門突破!
無難に進む
無難にとろとろ運転で進む。ルートは2つあるが、職場に向かうところにある長い坂がある。
無難にとろとろ運転で進む。職場に向かう途中、通勤途中のとある分岐の交差点がある。

まっすぐと右折とどちらかの選択を余儀なくされる。
どちらかが渋滞、または事故等により、動けなくなる可能性または、巻き込まれる可能性もあるため、
運命の選択になるだろうと慎重になる。この積雪のため、どちらの場合でも覚悟をする。
その交差点では、普段は右折しているため、その日も右折とした。進む。
下り坂がしばらく続く。その分、最後に上り坂もしばらく続く。
また渋滞
また渋滞
下り坂は、スピードを出さず下ることができたが、上り坂で、案の定、渋滞にはまり、ついに止まってしまった。少しカーブがあるため、先方がみえない。いつ先へ進めるかもわからない。
5分しても変化がない。
ぞくぞくと前のクルマの人がUターンする。事故か。
ただ、何か様子がおかしい。
自分の1つ前のクルマの運転手がおりて、先方を様子見に行った。
事故が起きていると踏んで、カーブがあるため、カーブに差し掛かる部分までしか見えない。
自分も、クルマを降りて先へ歩いて行った。前方のクルマがスリップで動けないだけだった。
勇気をもって外から話しかけた。

大丈夫ですか。

クルマがすすまないんです。
すみません、押してもらっていいですか。
そういわれたので、押したが、進めない。後輪が空回りする。ハンドルを動かしながらアクセルふかしたり、いろいろ試行錯誤しても進展がない。アドバイスをした。

少しバックしてから、進んでみましょうか。
足場が悪いかもしれないので。
とアドバイスをした。そうしたら、よろよろながら、クルマが止まらずに進んでくれた。あーよかった。自分のクルマに戻ろうとしたら、延々と続く後続の渋滞待ちのクルマの中にいるドライバーが
ずっと見つめてくる。先の様子がわからないので、さすがに気になることだろう。
手を大きく上げて、マルをしてやった。ちょっと恥ずかしかった。伝わったはずだ。

そしたら、後続のドライバーのみんなが、頭を縦に振った。
普段みることのない光景だった。「合図ありがとう」の意味だと踏んだ。
だが安心はできない。無事、職場の駐車場に到着するまで、慎重に運転する。
無事出社
それから約20分後、無事駐車場についた。そのまま事務所まで向かったら、2番目に出社していて、他のみんなは、渋滞等で遅刻だ。
出社に約2時間近くかかった。毎年1日は、このような日がある。
帰宅時
さぁ、帰りだ。時間の制約は無いが、無事に帰ることだけに集中したい。
駐車場まであるいたら、クルマが雪⛄に埋もれていた。しかも、雪が降り続いているから厄介だ。というわけで、雪かきから始まる。

ここでアクシデント。少しだけ雪をかいて、いざ帰ろうとクルマを発進させるが、動かない。雪でストップする。前方にも後方にも動けない。
タイヤのわだちのところを念入りに雪かきし、やっとこさで、クルマが動くようになった。😌と。
1時間以上、じっくりと念入りに運転し、ようやく帰宅。
ふぅー( ´Д`)=3 フゥ疲れた。


一方そのころ
こどもたちは、見慣れない雪⛄に大はしゃぎしてたみたいです。今だけかと思いつつ、無事家に帰れたことに改めて😌としました。




振り返り
大雪は自然現象のため止めようがないが、受け入れるしかない。休みの日だったらよいが、仕事の日だと、家を出る時間が早くなったり何かと忙しい、損した気持ちになる。ここ数年大雪がなかったため、大変だった。
自分がスリップして先へ進めなかったときに助けてもらった。これは初めてだ。
また、他のクルマがスリップして動けなくなったクルマを助けてあげた。これも初めてだ。
こういう日もあるんだなと振り返った。事故をしなかったのが何よりよかった。
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